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2019-01

売れるアメ車?

日本の対米貿易黒字が問題になり、特に日本車の輸出が取り上げられる中、逆にフォードは日本から撤退してしまっている。
関税で日本が保護貿易をしているわけでもなく、仕様や規格や好みなどが仕向け地によって異なるのはどこも当たり前なので、日本でアメ車が売れずアメリカで日本車が売れるのはけしからんと言われても少々困惑を感じえない。
(ただし、ガラパゴスと言われる軽規格を除く普通車でのお話。)


そうはいっても泣く子と地頭とジャイアンにはかなわないので、何とか対応しないといけない。
そこで雑誌とかで言われているのが、ホンダ・パイロットやスバル・アセントなど日本メーカーがアメリカで現地生産する3列シート仕様なラージサイズSUVの輸入である。
これなら撤退したフォードを呼び戻したり、GMやクライスラーの車を今から拡販するより現実味がある。


しかもそれらの車はSUVという売れ筋ジャンルな上、日本のディーラー網を利用できる安心感、それでいてアメリカンな感じを手軽に味わえるお得なモデルと言うこともできる。
たとえ左ハンドルでもETCがあるので昔ほどの障壁にはならないし、むしろステータスや希少価値か。
3ナンバーへのアレルギーもいまや存在しない。
アルファードを購入するようなユーザーであれば、魅力的に思う人も結構いるのではなかろうか。
かつてのホンダ・ラグレイトも、今ならばもっと売れた気がする。


それに、トヨタ以外のメーカーにとってもメリットはそこそこある。
トランプ政権へのポーズに使える以外に、あのアルファードへの対抗になるからだ。
今やLサイズミニバンの王者と化したアルファードにまともに対抗するのは日産エルグランドでも難しく、ホンダはエリシオンで敗れて撤退してしまい、背の低いオデッセイでゲリラ戦を挑んでいる始末。
そのため今更ミニバンで勝負を挑んでも勝算は限りなく低いのだが、SUVならLサイズミニバンユーザーに新たなブームを起こせる可能性があるし、既存流用なので開発費もほとんどかからない。
比較的ローリスクでラインナップの穴を埋めることができるのである。




ただ、アルファードを擁しSUVにはランクルが既にあるトヨタはその手が使いにくい。
そこで期待するのはアメリカでドル箱なカムリか。
今度のカムリはデザインもアグレッシブで期待がもてる。
先代プリウスのような戦略価格で登場すれば、街に氾濫するプリウスの上位互換として人気がでるかもしれない。
世界戦略車なら量産で値下げ余地もあるだろうし、アメリカ政権へのアピールの意味からも値下げで販売台数を稼ぎたい。


ホンダなら復活するシビックがある。
アコードは微妙だったが、シビックならとっつきやすくハッチバックもあるので、ハイブリッドさえ出ればプリウス対抗でいけるかもしれない。


少し気になるのは、シビックセダンは国内生産で、ハッチバックは同じ右ハンドルなイギリス工場製ということ。
……アメリカで作ってないな。


日本向けのカムリもどこの国の工場で作られるのだろうか。
おまけに、量販車種になればなるほど国内で作らなければコストや雇用維持の観点から問題が出てくるので、海外からの輸入は弊害が大きくなるというジレンマに陥る。




やはり、少量でも高額なために販売金額と利幅がかせげるラージSUVに期待する方が無難かもしれない。
その場合、無骨なクロカンだと従来のプラドやパジェロと変わらずアルファードに対抗できないので、ハリアーのような今風の都会的SUVの輸入に期待したい。
その意味ではマツダのCX-9とかスマートで非常にいいのではなかろうか?


まあ、マツダは日本国内とメキシコにしか工場がないんだけれども…。



 
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