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2019-01

樹脂製フロントウィンドウの可能性

京都大学発のベンチャー企業が開発するEV「トミーカイラZZ」に、樹脂製のフロントウィンドウが採用されるという。
これまでは耐摩耗性が低くてワイパーに耐えられなかったり法令などのため、一部車種のリアウィンドウなどに採用が限られていた。
それを帝人が特殊コーティングによって耐摩耗性をクリアしたらしい。


これにより、ピラーも含めたフロントウィンドウ関係の重量が18.4kgから3割強にあたる6.6kgの軽量化が可能になるという。
樹脂はポリカーボネートでガラスの半分の重さな上に強度があるため、なんと辺縁部の厚みを増すことでAピラーも不要になってしまうとのこと。
それによってピラーに視界が遮られない広い視野の確保も実現されるらしい。


ただしこれはトミーカイラがオープンカーだからの話であり、もし通常の車に採用する場合はルーフに繋がるモノコック構造を維持するため、やはりAピラーが必要になるだろう。
それでも窓もかなりの剛性を受け持てるのならピラーを細くできるだろうし、使用鋼材もランクを落とせそうだ。
ポリカーボネートの軽さもあいまって、もしかしたら10キロ近い軽量化につながるかもしれない。


コストはどうなんだろうか。
ガラスはフロントだとフィルムを挟んだ合わせガラスを更に曲面加工するのだが、1枚板であり成形自由度の高い樹脂は一度の加工で済みそうで、コーティング次第では低コストになるのかもしれない。
そうなれば量販車への採用の道も開けるか。


だとすればぜひランクルに採用して欲しい。
ポリカーボネートは耐衝撃性に大変すぐれるため、軽量化が大切なスポーツカーや環境車だけでなく、頑丈さが大切なクロカンにもよく似合う。
特に防弾性能に優れるため、アメリカとかで警察その他を問わず人気が出そうな気がする。
あと紛争地帯とかでも…。


帝人は防弾チョッキに使われるアラミド繊維でも有名なので、それらを内装の内張りに使ったパッケージなども合わせて提案するとより効果的かもしれない。


……やはり物騒だな。



 
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