FC2ブログ

2019-01

エスクードが待望の直噴ターボを搭載する草葉の陰で…

エスクードはクロカン寄りなイメージのSUVなので、本当はディーゼルエンジン仕様の方が似合いそうなのだが、そちらはエンジンがフィアット・クライスラー製でこないだ排ガス不正がヨーロッパで報道されたばかり。
それに欧州仕様だと窒素酸化物を除去する高価な尿素SCRシステムがいりそうで、安価なコンパクトSUVじゃなくなって日本では敬遠されかねない。
そんなわけで?直噴ガソリンターボの登場である。


とはいえ1.4リッターターボなので、0.2リッターだけのわずかなダウンサイジング。
そのせいか、燃費は17.4kmから16.8kmに少し悪化している。
しかし最大トルクの発揮回転数は4400回転から2100回転~4000回転に引き下げられているため、山道や郊外に高速を活発に走るシーンならもしかしたら逆に燃費が良くなるかもしれない。


パワーは136馬力・21.4kgで馬力は19馬力しか違わないものの、トルクは15.4kgから4割も向上しておりかなりパワフル。
それを低回転から発揮するのだから、相当活発に走りそう。
ガソリンもちゃんとレギュラー仕様になっている。


同じコンパクトSUVのトヨタのC-HRの直噴ターボが1.2リッターで116馬力・18.9kg、燃費が15.4kmなのと比べると、パワー・燃費のいずれもエスクードの方が1割ほど勝っている。
しかもエスクードの方が少し小さく200kg以上軽いので、パワーの差はそれ以上になる計算である。




ただ、ライバルとなるC-HRやヴェゼルにはハイブリッドがあり、燃費では全く勝負にならない。
しかし、街中ではなくSUVらしく郊外へ遠出する使い方ならモード燃費ほど差は開かないと思われる。
郊外ならアイドリングストップの頻度や加減速も少なくハイブリッドの優位を生かしづらい。
それに低回転から最大トルクを発揮する直噴ターボであれば、モード燃費どおりのお行儀の良い運転にならない実走行や高負荷な高速走行でも回転数が上がりにくく燃費が落ち込みにくいと考えられる。


そういった意味ではエスクードも、マツダのCX-3のように来年から採用されるという新たな燃費測定方法であるWLTCモードを先取りして表示して欲しかった。
そうすれば現行のJC08より厳しい現実に近い条件での燃費が分かり、エスクードの1.6リッター自然吸気とのWLTC比較で直噴ターボの実燃費の良さが示せるかもしれない。
特に郊外や高速モードでの燃費には期待ができ、他社のハイブリッドの実燃費の落ち込みが激しくなりがちなことを考えれば燃費でも比較的健闘する可能性がある。




15年10月の発売から2年弱で待望の直噴ターボが発売され、ようやくエスクードもハイブリッドやクリーンディーゼルなどに対抗する手段を手に入れた。
ただ、それを効果的に生かす手段があるにもかかわらずあえて使わなかった?ことが少し残念だろうか。
来年の今頃には各車とも新たなモード燃費を表示してくるはずで、そうすれば直噴ターボの優劣がよりはっきりするかもしれない。


もっと残念なのは、こないだビッグマイナーチェンジした兄弟車のSX4にはこの直噴ターボが搭載されなかったこと…。
エスクードには前からある自動ブレーキも装備されず、またも身内であるエスクードに駆逐される運命に。
もはや完全にやられメカで引き立て役と化している。
コンポーネンツをエスクードと共用しているわけなのだから、同等の装備が与えられればSUVなワゴンとしてスバルXVの唯一のライバルになり、もう少し輝くと思うのだがー。



 
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://iikagenna.blog92.fc2.com/tb.php/384-d0266cc5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

ペルガー

管理人:ペルガー
メール
リンクフリー

FC2カウンター

カテゴリ

EV・FCV・PHV (38)
HCCI (7)
水素ロータリー (4)
車全般 (108)
トヨタ (37)
ホンダ (60)
マツダ (53)
スバル (30)
スズキ (48)
ダイハツ (12)
三菱 (8)
日産 (17)
ミリタリー (5)
その他 (1)
未分類 (0)

月別アーカイブ