FC2ブログ

2019-04

マツダが資本提携で得る独自色?

マツダがトヨタと資本提携した。
これでマツダもEVの共同開発や生産で次世代環境車対策に目途がついた。


とはいえ、EVは仕組みが単純なのでメーカーの独自性がただでさえ出しにくい。
おまけに共同開発という名のトヨタからのOEM?ではどこまで差が生まれるのだろうか。


もしかするとフロントグリルの違いだけかもしれない。
もしくは86とBRZのようにサスペンションの味付けが異なるのか。
プリウスと同じシステムのアクセラ・ハイブリッドやオーリスのように、燃費ではなく走りのダイレクト感の方に制御を振ってくる可能性もある。
それでもグレード違いという程度の違いに留まらざるを得ない気がしないでもない。




それよりも楽しみなのは、これでマツダもスバルのようにトヨタのハイブリッド技術をベースに開発ができるようになる(かもしれない)ことだろうか。
トヨタがEVに使うモーター・バッテリー・インバーターなどがあれば、それにマツダが開発中の超希薄燃焼なHCCI(予混合圧縮着火)エンジンや、水素ロータリーエンジンを組み合わせて、独自の本格ハイブリッド車が実現できる。


制御が難しく稼働領域の狭いHCCIエンジンは、負荷が低く安定した発電用に使うことで高効率な連続稼働が可能になる。
トルクの低下する水素燃焼のロータリーエンジンも発電なら問題が無く、水素が切れたらガソリン燃焼に切り替えられるので水素切れに怯えなくてもいい。


全ての車がすぐにEVに切り替わるわけではないので、高効率なHCCIハイブリッドにまだまだ価値はある。
新興国などでは旧式な火力発電でEVを走らせるより熱効率が高くなる場合もあるだろう。


水素自動車は水素ステーションが少なく燃料電池も高価で普及の壁になっているため、水素ロータリーハイブリッドなら水素切れでもガソリンで走れるし燃料電池は不要で安価だ。
水素タンクなどの部材もトヨタからの供給が期待できる。
それでいて燃料電池車よりは熱効率が低いので、トヨタとしても燃料電池車への橋渡し役という価値を見出せる。




HCCIハイブリッドも水素ロータリーハイブリッドも、ハイブリッド部分を共用すれば同じコンポーネンツで作り分けられ、開発工数とコストが圧縮できるだろう。
トヨタにはプラグインハイブリッドは作らないという条件を出せば、HCCIハイブリッドもプリウスと棲み分けが可能か。
水素ロータリーハイブリッドは、逆にこれがないとトヨタも水素自動車の普及が進まない。


EVの共同開発もいいのだが、それよりはEVの部材を用いたマツダ独自のハイブリッド車の登場を期待したい。
オリンピックな2020年くらいには市販前提のショーモデルが登場しないものだろうか。



 
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://iikagenna.blog92.fc2.com/tb.php/385-8daae4fd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

ペルガー

管理人:ペルガー
メール
リンクフリー

FC2カウンター

カテゴリ

EV・FCV・PHV (38)
HCCI (7)
水素ロータリー (4)
車全般 (108)
トヨタ (41)
ホンダ (62)
マツダ (54)
スバル (31)
スズキ (49)
ダイハツ (12)
三菱 (10)
日産 (19)
ミリタリー (5)
その他 (1)
未分類 (0)

月別アーカイブ