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2019-04

エルグランドは死なず、ただ消え去るのみ?

エルグランドも初代はかなり人気だったものの、最近はトヨタのアルヴェルの前に完敗の様相を呈している。
とはいえアルヴェルが東アジア地域でも人気なのを見ると、エルグランドが起死回生を期す価値はありそう。
うまくいけば、高級車だけに利幅も良くてドル箱になりうる。


ただ、日産は世界戦略車じゃないとあまり開発に力を入れず、それでもジュークのように8年もフルモデルチェンジしていなかったりもする。
国内中心のエルグランドに今更多額のコストを掛けてテコ入れするとはあまり思えない。


可能性があるとすれば、セレナにも搭載されたeパワーとかいう日産が言うところの「電気自動車のまったく新しいカタチ」なハイブリッドシステム。
ノートがモデル末期でも人気車に駆け上がったように、このハイブリッドがあればエルグランドにも復活の目はありそう。
ただし日産の話なので、あくまで安価に搭載できるなら、だろうか。




走行モーターはパワー的に流用でも大丈夫そう。
136馬力・トルク32.6kgは、エルグランドの2.5リッター・170馬力・トルク25.0kgと比べてもそんなに遜色ない。
馬力では8割ほどに留まるものの、最大馬力を発揮する5600回転を維持することなどそうそう無いと思うのであまり支障はないか。
街中の中低速では2.5リッターを2割以上上回る大トルクで余裕の走りが期待できる。


バッテリーパックの容量はセレナでは1.2リッターの発電エンジンの非力さを補うためにノートより増強されているので、エンジンさえ手当てすれば更に重いエルグランドでもそのまま使えなくもないか。
搭載方法は同じFFミニバンということで、これもセレナを参考に出来る。


問題はその発電エンジン。
セレナはハイブリッド開発に迷いがあったのかコスト最優先のためか、ノートと同じ1.2リッターを強引に流用してお茶を濁した感じが見受けられる。
高回転化で多少の馬力アップはしているものの、本来は排気量を上げることでの発電能力増強を行い、低回転化やアトキンソンサイクルの多用で低燃費や静粛性を追求したいところではなかろうか。


エルグランドはセレナより250kgくらい重いし高級ミニバンなので、ここはやはり2リッター程度のエンジンが欲しい。
2リッター直4なら大定番で安価だろうし、大容量バッテリーによる電力サポートを考えれば重い車体でも大トルクを維持できそう。
あとは子会社のアウトランダーPHEVと同じ規格の大容量オルタネーターを流用すれば完成だろうか。




本来であれば、それがセレナに載っていてもおかしくはない。
2リッターのハイブリッドであれば、エルグランドだけでなくティアナとか中大型セダンにも転用できて結果的にコストは下がる。
ノートやセレナのハイブリッドで自信を深めた今ならば、大型車用として開発が許されるような気がする。


かつて1時代を築いたエルグランドがこのままホンダのエリシオンのように消え去るのも忍びないし、ラージサイズミニバンがトヨタ1強で他に選択肢が無いというのも寂しい。
電気自動車のまったく新しいカタチ、と日産がうたうには単純なシリーズハイブリッドでシステム的には非常に古いカタチであり、燃料は100%ガソリンで電気自動車ではまったくないという些細な疑問はあるものの、今の末期的なエルグランドがすがれる起死回生策は他に無い。
エルグランドにはぜひとも生き残って、アルヴェルのオラオラ感とは違うデザインテイストや技術で健闘して欲しいものだなあと。



 
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コメント

オラオラ系の下劣なデザインが幅を利かせてる現状を打破してもらいたいというのはありますね。

どう見てもエルグランドの方が正統派に近い形なのに、センスの無い連中のなんと多い事か。

e-powerなんていう“欠陥”を抱えた中途半端な物をくっつけたら、死にかけのエルグランドにトドメを刺してしまうのではないでしょうか?

アレは、車重が重くなる程誤魔化しが利かなくなり、化けの皮が剥がれて来ます。

動かすのに必要な動力が増えますから。

やはりここは、アウトランダーハイブリッドのシステムを強奪して使うのが最良でしょうね。

まず、電池容量をプラグインから通常レベル位に落とす。

そして、前後輪にあるモーターを片方にして高速では直結する。

それか、スカイラインタイプの1モーターで4WDにするのも面白いですが。

ただ、FRからFFに改悪されてるから無理かな?

モーターの数を増やしていっても伸びしろは減っていくばかりで、材料費の増加に見合った燃費効果は得られません。

以前管理人様が言われた、「モーターの役目の奪い合い」になる位がちょうどいいんです。

プラグインハイブリッドは1日で電池容量を使いきるのが理想な様に、高額な部品は最大限性能を使いきる事が一番重要です。

コストを無視してゴテゴテ追加して僅かに燃費が上昇しても、全く元を取れないですから。

Re: タイトルなし

eパワーは宣伝文句と高速巡行の効率に問題はありますが、商売的にはヒットしてるので可能性はあると思いますよ。

アウトランダーも基本は2モーターなシリーズハイブリッドなので、高速巡行時の直結クラッチという違いはあれど、市街地ではeパワーとシステム的に同じに。

1モーターもフィットやスカイライン見てると2モーターなアクアやクラウンと張り合った価格でコストメリットを感じられない現状かなと。

1モーターはエンジン主体で郊外や高速では軽量で有利ですが、モーターのカバー範囲が狭いので市街地ではエンジン効率が悪化しやすく燃費的なメリットが限られます。
ただ、郊外や高速ではそもそも燃費がいいのでハイブリッドの必要性が薄く、大幅に悪化する市街地対策としてはエンジン効率を高く保てる2モーターでしょうかねえ。

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