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2019-04

今できるアオリ運転対策

危険なアオリ運転が相次ぎ、事故や死亡事件にも発展して社会問題化している昨今。
ただの追い抜き、真っ当な注意、仕方のない割り込み、注意喚起の軽いクラクション、ゆっくりな運転、サンキューハザードを出さないなどなど。
ちょっとした出来事ですぐに因縁をつけられたり、軽い仁義違反で即座に抗争へと発展する鉄火場に日本もなっているのかもしれない。
もはやヤクザ映画かスピルバーグの殺人トレーラーの世界である。


そんな荒廃した世界の中で、自己防衛策として注目を集めているのがドライブレコーダー。
だけど、確かに事件後の立証には役立つものの事前の被害防止には今一つで、ともすればただのダイイングメッセージになりかねない。
そんなわけで、とりあえず車の後ろに「ドライブレコーダー録画中」のステッカーだけでも張っておきたい気分に。


これなら後ろからアオリ運転する人への威嚇になるし、よく見る「赤ちゃん乗ってます」的なステッカーと似ていて日常での違和感も少ないか。
何より素晴らしいのは、レコーダーを実際に取り付けなくても効果を発揮して非常に安上がりということ!


ステッカーがダミーに過ぎないことを後ろのドライバーが運転中に的確に見抜くのはちょっと難しそう。
悪質なアオリでなくてもピッタリと後ろに張り付く車への牽制にもなるので、小さな軽に乗る女性や老人ドライバーなどには特に心強そうだ。




そんな小手先の対策はまあいいとして、そろそろ自動ブレーキのカメラにドライブレコーダー機能を付与してくれないものだろうか。
バックモニターやサイドの駐車支援モニターも含めれば全周監視すら可能で、前方での衝突事故だけでなく後方からのアオリ運転にも十分対応できる。


これをしないのは撮影画像から自動ブレーキ性能を解析されるからだとか、事故の立証責任にメーカーが巻き込まれるのを避けるためだとか、解像度が低いとかコスト増だとかが考えられるものの、果たしてどうだろうか。
単純な撮影性能や画角に解像度などという表面上の画像スペックはライバル企業がすぐに新車を参考購入して解析してしまうだろうし、限定的な自動運転すら搭載される中ではとっくに法的責任にメーカーは巻き込まれているといえる。
ドライブレコーダーとしての運用に耐える映像品質は、自動ブレーキ用カメラの高解像度化やカラー化で向上してきており、コスト増といっても必要部品はほぼ揃っているし追加のメモリーカードも今や安価。


衝突回避がメインでナンバープレートまでは読めない解像度だとしても、歩行者まで認識する最近の機種なら車種と色のみならず事件の詳細が確認できる。
間近に迫る自動運転中の交通事故裁判での検証資料としても、レコーダー機能は重要な価値を持つと思う。
自動ブレーキの性能向上と自動運転の普及が進む今だからこそ、ドライブレコーダー機能の付与をそろそろ真剣に検討すべきではあるまいか。


もし他社に先駆けて機能を搭載すれば、アイサイトで躍進したスバルのように強力な営業ツールになったり販売単価のアップに貢献しそうだ。
社会問題や顧客サービスに積極的なイメージも獲得できるため、メーカー側にもそれなりの利益はあるはず。


そうしてデフォルト機能としてパッケージ化されれば、効果的な抑止力となって悪質なアオリ運転やマナー違反による社会不安や事故損失が減る。
通常の交通事故でも相手の酷いごね得や水掛け論を防げるし、多機能になれば自動ブレーキの搭載率が向上して事故率も更に低下するだろう。
それで高解像度の車載カメラが普及するなら、高速道路の出口にQRコードの看板を逆向きに立てておけばカメラがそれを勝手に認識して、逆走中なので速やかに停車して引き返すようカーナビがアナウンスするみたいな使い方も想定できる。
てな感じにドライブレコーダー機能の付与は、高齢化社会における交通安全対策の切り札になりうるのである。




でもとりあえずは、やはり「ドライブレコーダー録画中」のステッカーからだろうか。
これさえあれば、マニュアル車の坂道発進でちょっとずり下がる時も車間距離を詰められずに済みそう。
最近はオートマばかりなせいか、みんな車間を詰めて信号待ちしてきて地味にプレッシャー。
かといってサイドを引くのも面倒だし、運転中も後ろの車間距離が短いと追突が怖い。
マニュアル車はつい遠間からのエンジンブレーキによるステルス減速を多用しがちで、直前にフットブレーキメインで減速する後ろのオートマ車をイラつかせることが多く、アオリ運転対策が欠かせない。


というわけで、最後は絶滅危惧種なマニュアル車のとてもミクロな悩みで終わります。
あ、自動ブレーキはマニュアル車に設定があまりないので、レコーダー機能の付与は気が向いたらで結構です。
性能向上に法的責任やコスト増、それに衝突炎上水没してもデータサルベージ可能なブラックボックス並の耐久性などなど、色々と面倒ですからねえ。



 
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