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2019-01

プリウスが異例の大幅フェイスリフト

デリカD:5に続いてプリウスも顔をチェンジ。
現行プリウスは一部で歌舞伎顔とも言われ、未来的というかかなり前衛的な感じで好き嫌いの分かれるデザインになっている。
普通は水平基調が多い中、あえて縦基調で変化を与えられた前後ライトが更にうねるという念の入れようは正直あまりピンとこない。
一方で先進的な機構を持つプリウスPHVの方が水平基調の角ばったライトという保守的なデザインで、こちらは素直になかなかカッコイイなあと。


そのせいなのか現行プリウスの販売は低迷し、一方で同じ機構でSUVなC-HRの方はクーペのようなデザインで大ヒット。
おそらくかなりのプリウス代替需要があった模様。
ひとまずC-HRが売れたからプラマイゼロでいいのかなと思いきや、さすがにプリウスはトヨタの看板車種。
それが不評?なままではマズイということで、今回のかなり大胆なフェイスリフトになったみたいである。




新型は前後ともに水平基調に変更されている。
それでもさすがにそこまでPHVに寄せるわけにはいかなかったのか、まだどこかうねって見える。
随分マシにはなったと思うものの、ライトの癖がなくなった一方で今度はフォルム自体の違和感が浮き上がってきたようにも感じる。
まあ結局のところ、エンブレムに向けて盛り上がり、ラインが複雑に錯綜し、パキパキと未来感を意識した元のデザインの主張の強さというかアクの強さが個人的に受け付けないだけだったりもする…。


このフェイスリフトでプリウスの販売もある程度は持ち直すと思うものの、マイナスからの挽回なので劇的な回復は難しいだろうか。
同じシルエットから派生したはずのPHVがクリーンなデザインを実現しているので、今回のフェイスリフトがそこに届いていない気がするのは少し残念。
マイナーチェンジで金型の制約に手足を縛られた中での仕事になるため、変更にも限界があったんだろうなあ。


これでPHVがもう少し安ければそちらにユーザーが流れてトヨタ的にはプリウスへのダメージも少なかったはずなのだが、332万円からという高価格ではそれも望みがたい。
おまけに大量のバッテリーが荷室の床をバンパー以上の高さまで持ち上げており、空力重視のフォルムとあいまって荷室が狭いという弱点も抱える。
現行プリウスは無印もPHVもそれぞれ惜しいところがあるなあと思っていたものの、その懸念が完全に払しょくされたマイナーチェンジとはどうやらいかなかったか。




それにしても、世界のトヨタの看板車種が3年目のマイナーチェンジでここまで大幅な変更を迫られるとは思わなかった。
この衝撃はスバルの2代目インプレッサ以来。


丸目から涙目を経てやはり短命で終わったスプレッドウイングスグリルになるというインプレッサの変貌ぶりはすごかった。
初代もカサブランカやグラベルという珍グレードを生み出してはいるものの基本デザインは優れており、それがどうしてあんなデザインに大胆チェンジして迷走してしまったのか。
三菱のミラージュ・ディンゴなども衝撃の縦型ライトで登場したのち、マイナーチェンジでは平凡な横型に直してたなあ。


その2車種とは桁違いの予算を掛けて綿密な事前検討を行ったはずのプリウスのこの早々の大幅変更は、堂々の殿堂入りな「事案発生」なのかもしれない。
多分長きに渡って車雑誌のネタになりそう…。



 
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コメント

醜悪極まる形で造ったから売れず、改修を余儀無くされた。

自業自得で非常に良い出来事ですね。

形がおかしくても買うから暴走がエスカレートするんです。

福市でしたっけか?
デザインの元凶全般は。


シエンタとか、最低最悪な形でも売れる等、もはや形の美醜は売れ行きに一切影響しないのではないかと心配していた所です。

レクサスのグリルも悪趣味を極めてますが。

Re: タイトルなし

まあデザインは結局主観なのでそこまで言わなくてもいいのでは。

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